ひき逃げ容疑で逮捕、失った信用…伊藤健太郎「でも、この道しか」

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細見卓司
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 もう、俳優には戻れない。でも、この道しか――。約1年半前、交通事故を起こし、そのまま立ち去ったとして逮捕された俳優の伊藤健太郎さん(24)。不起訴になったものの、風当たりは強く、一時は俳優を辞めることも考えたという。事故前後で見つめ直した自身の心境や、映画復帰作の「冬薔薇(ふゆそうび)」にかける思いとは。

「もう、戻れない」

 彼の名前と写真をみて、「ああ、あの俳優か」と眉をひそめた人もいるかもしれない。「あの」とは、順風満帆の役者人生だった彼が一瞬にして信用を失った事故のことだ。

 2020年10月、東京都内で乗用車を運転中にバイクに衝突。そのまま立ち去ったとして自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕され、その後不起訴となった。

 とはいえ、一度レールから外れた人間に対する世間の風当たりは強い。俳優を辞めることも考えた。

事故の後、伊藤さんは仕事にどう向き合い、どのように変化したのか。復帰作となった今作を伊藤さんに当て書きした阪本順治監督とどう話し合い、そこから生まれた主人公と自身をどう重ねたのか。包み隠さず語ってくれました。

 「もう、戻れないと思いまし…

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