マニアあこがれ能勢のオオクワガタ ペアで12万8千円ってどうなん

有料記事

照井琢見
[PR]

まだまだ勝手に関西遺産

 広大な山林がある大阪府能勢町。クヌギを使った「能勢菊炭(池田炭)」で知られるここは、山梨の韮崎(にらさき)、佐賀の神埼(かんざき)と共に「オオクワガタ三大産地」と呼ばれるらしい。

 炭の材料にするために、伐採と成長を繰り返したクヌギは、幹の根元が太くなり、クワガタの隠れ家になる空洞ができやすい。この「台場クヌギ」が、「産地」のルーツだ。

お値段はなんと

 町内にある昆虫用品・養殖メーカー「フジコン」を訪ねた。直営店「ワールドインセクツショップ」には、100種超約1千匹のクワガタやカブトムシが並ぶ。

 「ほら、ボディーがしっかりしていて、ボリュームがある」と有本智久店長(46)。右手には、能勢産オオクワガタのオスが元気に動く。全長87ミリ。で、でかい。黒く輝き、鹿の角のように湾曲した大アゴが美しい。

 価値は大きさや形の美しさで決まる。「能勢産はがっちりした体格が評価されている」と有本さん。このオスとメスのペアは、なんと12万8千円。まさにブランドなのだ。

大黒に、能勢YG、弁慶……。さまざまな血統が人気の能勢のオオクワガタ。そんな「能勢産」の看板、ピンチを迎えています。

マニアの楽しみは

 店に来る昆虫好きたちの多く…

この記事は有料記事です。残り1086文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。