バレにくい? 押収大麻の8割「液状」、ハチミツ瓶で大量密輸か

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大山稜
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 東京税関が押収した不正薬物に、液状大麻(大麻リキッド)が増えている。大麻草や乾燥大麻に比べ臭いが弱いため、同税関は「密輸グループが発見されにくいと考えている可能性がある」とみている。健康被害が懸念され、徹底的に取り締まっていくという。

 税関によると、羽田空港東京都大田区)や成田空港千葉県成田市)で昨年、水際検査で発見した不正薬物は約472キロだった。覚醒剤が最多の約368キロで、大麻の約69キロ、MDMAの約13キロ(ほか錠剤型が2万1千錠)、コカインの約9キロが続いた。

 このうち大麻は前年より約11キロ増え、大半の送り元は合法化が進む北米だった。全体の8割を占めたのが液状大麻だった。数年前まで全体の1%に満たず、急増した格好だ。

 液状大麻は幻覚成分の濃度が60~80%とされ、乾燥大麻の10~15%と比べ、はるかに高いのが特徴だ。電子たばこの吸引に使われる吸煙具「ヴェポライザー」で加熱・気化させながら使用するケースが多いという。使い勝手の良さに加え、吸煙具にはデザイン性に富んだものが多いことも、若者が安易に手を出す要因とみられている。人体に深刻な影響を及ぼす危険性がある。

 液状大麻の押収が急増したのは2020年から。17年は押収そのものがなかったが、20年は大麻全体の約91%、21年は約80%を占めた。税関によると、大麻特有の臭いが弱いため、密輸グループが摘発を免れようとして選んでいる可能性が高い。

 ハチミツやボディーオイルを…

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