ロシア外貨建て国債の利払い「不履行」 金融機関団体が判断

有料会員記事ウクライナ情勢

ニューヨーク=真海喬生
[PR]

 世界の金融機関で構成する「クレジットデリバティブ決定委員会」は1日、ロシア政府が外貨建て国債の利子を支払わなかったことは「支払い不履行」にあたると判断した。市場からは事実上の債務不履行(デフォルト)とみなされる可能性が高い。財政破綻(はたん)ではなく、経済制裁が理由のデフォルトとなれば異例だ。

 デフォルトと認定されれば、ロシアの外貨建て債務のデフォルトは1917年のロシア革命後以来、約100年ぶりとされる。

 委員会は、米バンク・オブ・アメリカみずほ証券などの金融機関で構成され、保険に似た金融商品の支払い義務の是非を協議する。今回は4月4日が償還期日だったドル建てロシア国債について議論した。

 ロシア政府は当初、このドル建て国債について、自国通貨ルーブルで支払ったと主張。だが、債権者側がルーブルでの支払いを認めず、ロシアは30日間の猶予期間が切れる直前の5月上旬にドルで払い直した。一部の債権者が、この猶予期間中に利子190万ドル(約2億4千万円)が発生したと指摘。利子が支払われておらず、デフォルトにあたると訴えていた。

特例措置も終了 海外投資家への利払い難しく

 米欧は経済制裁として、ロシ…

この記事は有料会員記事です。残り379文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら