生活費はもらえて3分の2 ウクライナとの格差、難民らの複雑な思い

有料会員記事ウクライナ情勢

浅倉拓也
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 ロシアの攻撃から逃れるウクライナの人たちへ、日本政府をはじめ、全国の自治体や民間が相次いで支援に乗り出している。こうした動きを、驚きと、どこか複雑な思いをもって見ている人たちがいる。同じように命の危険を感じて日本を頼って来たのに、難民として受け入れられず、強制送還におびえながら生きる人たちや、彼らを支援してきた人たちだ。

 昨年8月、イスラム主義勢力タリバンが政権を掌握したアフガニスタン。首都カブールを離れる米軍機にしがみついて祖国から逃れようとする人々の映像はまだ記憶に新しい。

 アフガニスタン出身で、埼玉県で長く暮らすユノス・イマミさん(50)には、祖国の親戚や、家族を案じる在日アフガン人から助けを求める声が相次いで寄せられた。

 「旧政府軍にいた人もいる…

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    北郷美由紀
    (朝日新聞編集委員=SDGs)
    2022年5月2日21時48分 投稿
    【視点】

    「空前の支援ブーム」の対象はアフガニスタンやスーダンから逃れてきて難民申請中の人ではなく、ウクライナからの「避難民」です。当事者や支援者からみれば差別とも受け取れる大きな違い、その批判から逃れるための「避難民」という区分け。これらを何度でも