日本一長い木造廊下の雑巾がけ 48歳記者、準備万端で挑んだ結果は

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藤家秀一
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 昨秋まで約1年半駐在していた愛媛県南部の暮らしで、一つだけ心残りがあった。新型コロナウイルスの影響で公共施設が休みになり、住んでいた西予市では有名な、ある体験ができなかったのだ。お目当ての体験がついに再開したと聞き、現在の勤務地の松山市から、宇和米博物館(うわこめはくぶつかん、西予市宇和町卯之町2丁目)を訪れた。

 宇和盆地を一望できる高台にある宇和米博物館は、近くにあった宇和町小学校の旧木造校舎群を移築して1991年にオープン。米どころの歴史を伝える農具や民具を展示している。

 一見すると地味にみえる博物館だが、名物はなんといっても旧第1校舎にある日本一長い木造廊下だ。全長109メートル、幅1・76メートル。

 博物館では20年以上前からこの廊下の端から端までを使い、「雑巾がけ体験」を実施。2004年からは、地元商工会青年部による「雑巾がけレースZ―1グランプリinせいよ」が毎年開かれている。

 博物館スタッフの大野哲寛さん(68)によると、これまでの最速記録は、消防士の男性が記録した18秒17。小学校高学年の児童の全力疾走並みという話には衝撃を受けた。館内には、明石家さんまさんら過去に雑巾がけに挑戦した有名人らの記録も並ぶ。

109メートル先がやけに遠く見えた

 記者(48)も念願の雑巾が…

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