かつては全国制覇も 名門高校ラグビー部、楕円球追いかけた100年

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編集委員・中島隆
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 いまから100年前、大阪のとある旧制中学にラグビー部が誕生しました。かつては全国大会優勝、名選手の輩出もありましたが、近年はなかなか勝てません。それでも現役部員たちはコロナ禍にも負けず、ボールを追いかけています。

     ◇

 4月20日。大阪市阿倍野区の府立天王寺高校グラウンドでは、新入生の体験入部が開かれていた。楕円(だえん)形のボールを追いかける1年生の姿を見て、北邨淳監督(39)が言う。「12人の1年生が門をたたいてくれました。まだまだ増やさなくてはなりません」

 3年生の部員は12人いるが、2年生は4人。原因はコロナ禍だ。昨年春は体験入部ができず、未経験者にラグビーの楽しさを伝えられなかったのだ。

 「同期が少ない2年は寂しそうにしていることもあった。1年が入って一番喜んでいるのは、2年です」と笑顔を見せる。

「天王寺の誇りを胸に」

 北邨さんは府立茨木高と筑波…

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