イビチャ・オシムさん死去 サラエボ出身、サッカー日本代表元監督

 サッカー日本代表の元監督、イビチャ・オシムさんが死去した。1日、かつて監督を務めたオーストリアのクラブ、シュトルム・グラーツが公式サイトで発表した。グラーツで亡くなったという。80歳だった。

 ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ出身。選手時代はFWで、旧ユーゴスラビア代表として1964年東京五輪にも出場した。86~92年に同代表監督を務め、90年ワールドカップ(W杯)イタリア大会で8強入りした。

 2003年にジェフ市原(現千葉)の監督として来日。05年ナビスコ杯で優勝するなど実績を残した。ウィットに富んだ哲学的な言い回しは「オシム語録」として知られた。独特な指導方針は国内外で尊敬を集め、「知将」として評価された。

 W杯ドイツ大会で日本が1次リーグで敗退した後の06年7月、日本代表監督に就任したが、07年11月に千葉県浦安市内の自宅で倒れて入院、監督を退いた。