新茶香る八十八夜 茶業発展願い献茶祭 7・8日にイベントも

野崎健太
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 茶摘みの最盛期を迎えた八十八夜の2日、鹿児島市鹿児島県茶市場で恒例の献茶祭があった。生産農家や市場関係者らが、大正から昭和にかけて県内の茶産業に貢献した樋渡次右衛門の碑に新茶を供え、更なる発展を願った。

 鹿児島県茶業会議所の柚木弘文会頭は「今年は冬場にしっかりした寒さがあり、春先の気温上昇で芽ぞろいの良い茶ができた。国内外での鹿児島茶の知名度向上に努めたい」とあいさつした。

 会議所によると、県茶市場での今年の一番茶の出荷量(1日時点)は2606トンと前年同期を1割ほど下回っているが、1キロあたりの価格は2160円と前年を1割ほど上回っている。

 会議所などは7、8の両日、同市のJR鹿児島中央駅アミュ広場で「令和新茶まつり」を開く。県内の茶商や農協など13団体が出店し、試飲や販売、抽選会がある。(野崎健太)