百貨店が生き残りかけて水族館新設 売り場減らし、17億円かけ改装

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山崎琢也
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 開店90周年を迎えた松坂屋静岡店(静岡市葵区)が4月27日、大規模改装を終え、リニューアルオープンした。改装の目玉は、売り場ではなく、新たに作られた水族館だ。

 売り場を抜けるエスカレーターで7階に上がると、数十匹の魚が悠々と泳ぐ大きな水槽が目に飛び込んだ。新たにオープンした水族館「スマートアクアリウム静岡」だ。100種2200匹ほどの魚が見られるほか、標本を拡大して観察できるコーナーや、本を読みながら環境や魚の生態を学ぶコーナーもつくられた。

 百貨店が、売り場を減らして水族館を設ける。その背景には消費者の百貨店離れがある。同店は、1997年度には過去最高となる約347億円の売上高を記録したが、その後は景気の低迷による節約志向の高まりや、ネット通販の台頭などで売り上げは右肩下がり。コロナ禍もあり2020年度の売り上げは約149億円まで減少した。

 そんな中で、「百貨店は地域…

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