ネット通信、通貨、教育も ウクライナ・ヘルソンで進む「ロシア化」

有料会員記事ウクライナ情勢

根本晃
[PR]

 ロシア軍が3月上旬から制圧下に置いているウクライナ南部ヘルソン州で、ロシア側による実効支配が強まっている。インターネット空間のほか、通貨や教育環境も「ロシア式」に移行する準備が進んでいる。

 ネット検閲などを監視する英ネットブロックスによると、同州全域で4月30日、ネットがほぼ全面的に遮断された。数時間後に回復したものの、ウクライナではなくロシアの通信インフラを経由していることが確認されたという。ネットブロックスは「ロシア側のネット規制や監視、検閲が適用されている可能性が高い」と指摘した。

 ウクライナ国家特殊通信・情…

この記事は有料会員記事です。残り529文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    駒木明義
    (朝日新聞論説委員=ロシア、国際関係)
    2022年5月4日10時18分 投稿
    【視点】

    ロシア側は、2014年に「ロシア化」を進めたクリミア半島やドネツク州、ルガンスク州(の一部)と同じシナリオをヘルソンでも実現しようとしていますが、大きな違いがあります。 クリミアでは、かたちの上では親ロシア派の新首長が議会で選ばれました。

  • commentatorHeader
    服部倫卓
    (ロシアNIS経済研究所所長)
    2022年5月4日9時27分 投稿
    【視点】

    ウクライナは元々、27の地域から成っていた(州が24、自治共和国が1、特別市が2)。 ごく個人的なことで恐縮だが、私はすべての地域をこの目で見たいと思い、十数年前から行脚を重ね、どうにか20地域を訪問することができた。 ヘルソン州は、私