ウクライナ各地で3日夜、ロシア軍によるミサイル攻撃が相次ぎ、ウクライナ軍参謀本部によると、西部リビウや中部キーウ(キエフ)、東部ドネツクなど計8州で鉄道インフラなどが標的となった。ロシア国防省は4日、「米欧からの武器弾薬を(東部の)ドンバス地方の前線に補給する鉄道の変電施設を破壊した」と述べた。
ウクライナの鉄道会社のトップは3日夜、「乗客や鉄道職員に人的被害はないが、列車14本が止まった。インフラにかなりの被害が出ている」とSNSに投稿。4日朝の時点で全土で約40本の列車に最大9時間半の遅れが出ている。
リビウ市長によると、鉄道用の変電所などが破壊され、2人が負傷し、市内の一部で停電が広がった。スロバキアやハンガリーと国境を接する西部ザカルパッチャ州では、ロシア侵攻後初めて攻撃されたとみられている。
ウクライナ空軍は、ミサイル…

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