OPECプラス、大幅増産見送り 原油高騰で消費国と異なる立場

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和気真也=ロンドン、岩沢志気
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 ロシアを含む有力産油国の枠組み石油輸出国機構(OPEC)プラスは5日、閣僚級会合を開き、6月も日量43万バレルの小幅増産にとどめることで一致した。前日に欧州連合(EU)がロシア産の石油の輸入禁止を打ち出し、原油市場は高騰しているが、大幅増産は見送った。

 会合に先立つ4日、OPECのバーキンド事務局長は、生産者と消費者の双方にとって安定したエネルギー市場が大事だと指摘。OPECプラスの参加国には、「多国間主義を引き続き支持することを求める」と協調を呼びかけていた。

 原油はロシアによるウクライナ侵攻後に急騰している。国際指標となる米国産WTI原油の先物価格は3月上旬に一時1バレル=130ドル台をつけた。足元では100ドルを超える水準で取引されている。

 米国や日本など主な消費国は大幅な増産を期待するが、サウジアラビアとロシアが中核のOPECプラス側にその機運は乏しい。

 ロシアは経済制裁が強まるな…

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