悩み語りながら、いい風を待とう 「風待ち」カフェ主催する大学教授

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小山裕一
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 長い人生航路、逆風でままならないことは、よくある。でも、待っていれば、きっと好機は巡ってくる。悩みを抱えた者同士が「いい風」を待ちながら語り合う、哲学・死生学が専門の竹之内裕文・静岡大学教授(54)がそんな企画を立ち上げた。「風待ちカフェ」と名付け、参加者を募集している。

 竹之内教授が「風待ちカフェ」をひらめいたのは1年ほど前。伊豆半島の南端に近い港町、静岡県松崎町の松崎港を訪れた時だった。江戸時代の松崎港は、上方と江戸の間で物資を運ぶ船が追い風を待って停泊する「風待ち」の港で、そのことを地元の人から聞かされた。

 「人生航路にも『風待ち』の時がある」と、頭に浮かんだ。「海の景色を眺められるこの場所で、『風待ち』をしている人たちが交流できれば」

抱える逆風は、人それぞれ

 3月26日にはカフェの「創…

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