相澤晃がやり残したこと 変えた走りの根幹 田澤廉への譲れぬ思い

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加藤秀彬
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 陸上男子1万メートルの日本記録保持者・相澤晃(旭化成)は昨夏、ある決断をした。

 トラックは東京五輪で一区切り。パリ五輪はマラソンで勝負する――。

 五輪前に描いていたそのプランを、撤回した。

 「まだやり残したことがあるのに、このままマラソンをやって良いのか」

 初挑戦の五輪前、迷いがあった。

 けがを恐れ、直前の調整で守りに入った。

 自己ベストは27分18秒75。

 なのに、「28分を切れるかどうか」の練習しかやらなかった。自ら質を落とした。

 本番では終盤のペースアップについて行けず、17位と惨敗した。

 結果も、その過程にも納得できなかった。

 「マラソンは、トラックで誰にも抜けない日本記録をつくってから行く」

 もう一度、1万メートルに挑戦する覚悟を決めた。

世界選手権の代表をかけた日本選手権が7日に行われます。記事後半では、ライバルの駒大・田澤廉選手への意識を語ります。

 パリへ向け、「攻め」の気持ちで練習から取り組み直す。

 そのために、根本から見直し…

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