「眠る預貯金たたき起こす」 岸田首相、資産所得倍増プランの思惑は

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西尾邦明、木村聡史 聞き手・山本恭介 聞き手・稲垣千駿
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 ロンドンの金融街シティーで「新しい資本主義」について講演した岸田文雄首相は、「資産所得倍増プラン」という具体策を初めて披露した。NISA(少額投資非課税制度)の抜本的な拡充などで、家計の貯蓄を資産運用にまわして経済成長につなげる。講演で強調した「Invest in Kishida(岸田に投資を)」の訴えは、思惑通りに国内外の市場に響くのか。

 「政策を総動員してプランを進める」

 海外の投資家らが参加した講演で岸田首相はこう述べ、NISAの拡充や国民の預貯金を資産運用に誘導する新たな仕組みの創設などを強調した。

 NISA拡充の具体的な中身には触れなかったが、投資家からの要望が強い制度の恒久化や、つみたてNISAで年間40万円となっている投資枠の拡大などを検討するとみられる。

 岸田首相が「大きなポテンシ…

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