北朝鮮ミサイル、岸防衛相が非難 核実験の準備は「米国と同じ認識」

松山尚幹
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 北朝鮮からのミサイル発射を受け、岸信夫防衛相は7日午後3時ごろに防衛省に登庁し、情報収集・分析などにあたった。その後、記者団の取材に応じ、北朝鮮の東岸付近から東方向に弾道ミサイル1発が発射されたと説明。発射されたのは、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と推定されるとした。飛行距離は約600キロ、最高高度は約50キロで、日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下したとみられるとした。

 岸氏は「これまでの弾道ミサイルなどの度重なる発射も含めて、一連の北朝鮮の行動はわが国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすもので、断じて容認できない。国連安保理決議に違反するものであり、強く非難する」と述べた。日本政府として、北京の大使館ルートを通じて抗議したという。SLBMが発射されたとすれば、昨年10月以来。

 岸氏は、北朝鮮が2017年9月以来7度目となる核実験を行う可能性についても言及。「北朝鮮による核実験を行うための準備状況については、米国と同様の認識を有している。早ければ今月中にも核実験を実施するための準備が整う可能性はある」と述べた。(松山尚幹)