第64回母の日、いつも電話をくれた息子に会いに ウクライナ兵の母は墓地へ

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リビウ=坂本進
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 5月8日はウクライナでも「母の日」だ。西部リビウ市内の墓地では、ロシアによる侵攻で犠牲になったウクライナ兵の母親が、息子のもとを訪れていた。

 100キロほど離れたテルノピリに住むミロスラーバ・ドゥーダルさん(72)はこの日の午後、息子のビクトルさん(44)が埋葬されているリチャキフ墓地を、親族とともに訪ねてきた。

 弁護士だったビクトルさんは、ロシアがウクライナに侵攻して来た直後の2月下旬、志願して領土防衛隊に入隊し、戦場に出た。「危ないから行かないでほしい」と頼んだが、ビクトルさんは、戦地へと向かった。2014年にロシアが南部クリミア半島に侵攻した際も出兵した経験があった。

 3月6日、亡くなったとの知…

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