日経平均、一時650円超下落 ロシア産石油禁輸で景気減速を懸念
稲垣千駿
9日午前の東京株式市場は、日経平均株価が前週の終値から一時650円超下げた。米国の金融引き締めの姿勢が強まるとの見方から、株を売る動きが広がった。日米欧の主要7カ国(G7)がロシア産石油を原則禁輸する方針を表明し、資源高で日本経済が減速する懸念が出てきたことも、株が売られる材料になった。
日経平均は前週から298円24銭安い2万6705円32銭で取引が始まり、その後、下げ幅を拡大した。午前の終値は2万6410円30銭。
6日金曜の東京株式市場の取…