5500人の大合奏 3年ぶりの吹奏楽の祭典、ブラスエキスポ
森本宏二
吹奏楽の祭典「ブラスエキスポ2022」(関西吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が5月8日、大阪府吹田市の万博記念公園であった。
新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。近畿2府4県の小学生から大人までの99団体、約5500人が集い、府県ごとの演奏を披露したり園内をパレードしたりして、連休最終日の観客を楽しませた。親子管楽器教室やマーチング教室も開かれた。
フィナーレでは、吹奏楽の発展に長年尽くし昨年亡くなった前全日本吹奏楽連盟理事長の丸谷明夫さんが愛した「アルメニアンダンスパートⅠ」の大合奏が披露された。指揮した関西吹奏楽連盟理事長の米田正博さん(72)は、「丸谷先生が隣にいると思ってタクトを振りました。生徒たちにとっても思い入れが深い曲で、みんなしっかり演奏してくれました」と話した。(森本宏二)
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