F1ドライバー角田裕毅 マイアミGPで得意のスタートダッシュ不発

忠鉢信一
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 8日(現地時間)に、米フロリダ州マイアミであった自動車のF1第5戦、マイアミグランプリ(GP)で、ホンダがサポートするアルファタウリの角田裕毅は12位に終わった。

 米プロフットボールリーグ(NFL)のマイアミ・ドルフィンズの本拠敷地内に設けられたマイアミ国際自動車レース場(5.412キロ)を57周した。

 マイアミでのGP開催は初めて。サーキットは気温が40度を超えていた。

 F1は、硬さが異なる3種類のタイヤを使いこなす。各車のタイヤの選択が注目された。

 角田は中間の硬さのミディアムタイヤを選択し、今季の予選最高位の9番手からスタートした。

 今季は2度入賞を果たし、どちらも1周目に順位を上げている。しかし今回は違った。

 第1コーナーの入り口で10番手に下がり、7周目には2台続けて抜かれ、12位に。11周目に13位まで下がると、12周目にピットイン。ハードタイヤに換え、コースに戻った時には最後尾だった。

 しかし、ハードタイヤに換えてからも「ペースもマシンのバランスも不安定だった。そのせいで順位を上げるには不十分な状態だった」とアルファタウリのジョディ・エギントン技術ディレクターは分析していた。41周目には2度目のピットインでソフトタイヤに換えた。

 55周目に全体8番目のラップタイムを出したが、完走15台中13位のゴール。レース後、他車のペナルティーで順位が繰り上がり、12位となった。

 角田は「とてもがっかりしている。1周目にペースがあがらず苦しんだ。その後も巻き返せなかった。今週は練習走行の段階から自信を積み重ねてきたので、残念なパフォーマンスに不満が残る」と語った。

 優勝は昨年の年間王者で予選3位だったフェルスタッペン(レッドブル)で今季3勝目。

 次戦は22日決勝のバルセロナGP。(忠鉢信一)