道路脇に裸足の2歳児 「どうして1人でいるの」大学生は声かけた

大村久
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 家に帰れなくなった迷子の2歳児を無事に保護したとして、佐賀県警小城署は9日、西九州大学の女子学生2人に感謝状を贈った。

 署によると、4月18日午後4時ごろ、下校中にJR小城駅近くを通りかかった西九州大学看護学部2年の青木璃々花さん(20)と石本美空さん(19)が、裸足で幼児用の四輪車にまたがった幼い男の子が路側帯を進んでいることに気付いた。

 車の通行量が多く危ないと感じ、「どうして1人でいるの」と声をかけて安全なところに移動させ、小城署に連絡。状況を説明していたところ、男児を捜していた親が駆けつけて無事に引き渡すことができた。

 男児の自宅は現場から数百メートルだが、県警の担当者は「2歳児にとっては結構な距離だったと思う」と話す。中島昭博署長は「2人の的確な行動で、幼児が事件、事故に巻き込まれることを未然に防いだ」と感謝を述べた。

 石本さんは「靴も履いてなくて危ないと思い、子ども目線でやさしく話しかけた」と当時をふり返った。青木さんは「声をかけるのに勇気が必要だったが、自信につながった。これからも意識して困っている人に声をかけたい」と話した。(大村久)