第67回たもとを分かった「戦勝記念日」 戦没者を悼むウクライナ人の祈り

有料会員記事ウクライナ情勢

リビウ=坂本進、キーウ=金成隆一
【動画】ウクライナ・キーウの無名戦士の碑に献花=諫山卓弥撮影
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 ウクライナのゼレンスキー大統領は「戦勝記念日」の9日、国民向けのビデオ演説で「我々はナチズムに対する勝利の日に、新しい勝利に向けて戦っている」と訴えた。ロシアの名指しは避けたが、「今の敵は野蛮さとナチズムの混合」とも指摘した。

 1945年のナチスドイツに対する戦勝は当時、ロシアとともにソ連の共和国だったウクライナ国民にとっても重要な出来事だ。全土が独ソ戦の激戦地となり、約800万人の犠牲者を出した。

 だが、ウクライナでの「勝利の日」の迎え方は、かつて足並みをそろえて祝ってきたロシアの軍事介入を機に大きく変わった。政府は今年、9日の祝日を取りやめた。

 それでも首都キーウ(キエフ…

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