参院選の「野党共闘」、一部にとどまる見通し 党首署名の合意見送り

有料記事立憲共産

横山翼
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 夏の参院選に向けた「野党共闘」をめぐり、立憲民主党共産党は9日、全国に32ある1人区について、野党候補の勝利が見込まれる選挙区を優先して候補者調整を進める方針を確認した。ただ、各党首が署名する形での「政策合意」は見送り、これまでの協力規模には及ばない見通しだ。

 この日午後、立憲の西村智奈美幹事長と、共産の小池晃書記局長が国会内で会談し、方針を確認した。西村氏は記者団に「野党がばらばらでは戦えない」と述べ、候補者調整をする意義を強調。小池氏も「市民と野党の共闘の旗を降ろすつもりはない」と語った。

 ただ、各党首が署名する形で…

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2022年5月10日8時29分 投稿
    【視点】

    安保法制成立から7年近く、主導した安倍首相が去って2年近く。もちろん、安保法制の前提となった政府の強引な憲法解釈変更は日本の立憲主義になお禍根を残していますが、国民の政治への関心は日々動いています。野党が結束するための旗印として「反安倍(的

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    前田直人
    (朝日新聞コンテンツ戦略ディレクター)
    2022年5月9日23時12分 投稿
    【視点】

    「野党がばらばらでは戦えない」のは、その通り。1人しか当選しない1人区においては、共産が独自候補を立てるか立てないかで大きな違いが出てきます。しかし、それでも政策協定への党首署名がならなかったのは、2015年の安全保障法制反対闘争から始まっ