【動画】解放から1カ月が過ぎたブチャ。身元不明の遺体はなお200以上=諫山卓弥撮影
ロシア軍による市民の虐殺が疑われる、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊の街ブチャ。いまも一帯には身元不明の遺体が200以上あり、遺体安置所に収容しきれない遺体は屋外の冷蔵車に保管されたままだ。行方不明の親族を捜す人々のDNAサンプルを集める作業が始まっている。
ブチャは、全域がほぼ1カ月にわたってロシア軍に占領され、何体もの遺体が路上に放置されたままの解放直後の映像で世界に衝撃を与えた街だが、4月上旬の解放宣言から1カ月が過ぎる中、住民が戻り始め、食料品や喫茶店なども営業を再開し始めている。
そんな復旧モードの商店街や住宅街の脇に、公立病院の遺体安置所がある。
今月4日、その敷地に3台の…
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