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大量の株主優待品、証券会社が密室販売 口外禁止に透ける後ろめたさ

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 企業の株を持つともらえる株主優待物が証券会社に集まり、水面下で入札にかけられている。落札したチケット会社は転売し、優待物は格安チケットとして市中に出回っている。入札には限られた業者だけが参加する仕組みで、入札をかたった詐欺事件まで起きた。

 「大量に届く株主優待物を、必要としている所に安く譲っているという認識だ」。東京都内の大手証券会社の担当者は取材に、優待物を入札にかけていることを認めた。金融商品を扱う証券各社は、多くの企業の株を保有している。

格安チケットとして出回り、証券会社の「雑収入」に

 入札に参加するのは、この証券会社と取引がある金券ショップ運営会社など。出される優待物は航空会社や外食チェーンの割引券、クオカードなど様々だ。優待物の一覧をメールで送り、各社が値段を提示する。代金は競り落とした社から証券会社の口座に送ってもらい、「雑収入」として計上する。1度の入札で数万の優待物が取引されるという。

 こうした入札を経た優待物が…

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