「まるでモスクワ」択捉島で初の戦勝パレード 愛国心高める狙いか

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 ロシアが実効支配する北方領土の択捉島で9日、初となる戦勝パレードが実施された。この日はロシアの対独戦勝記念日で、ロシア全土で様々な行事が催された。ロシアは経済特区を設けるなど北方領土の「ロシア化」を進めている。ウクライナ侵攻が進む中、軍事力を誇示するとともに、島民の愛国心を高める狙いがあるとみられる。

 対ドイツ戦はロシアで「大祖国戦争」と呼ばれ、戦勝記念日は最も重要な祝日となっている。

 ロシアのネットメディア「サハリン・インフォ」などによると、初の戦勝パレードが開かれたのは、島中心地の紗那(しゃな)(ロシア名クリリスク)。文化スポーツセンターの駐車場を、駐留する第18機関銃・砲兵師団の兵士らが行進した。

 昨年までも戦勝記念日の行事は開かれていたが、兵士の行進はなかったという。「ウラー」(万歳)と叫ぶ兵士らの光景を、サハリン・インフォは「まるで首都(モスクワ)のようだ」と表現した。モスクワの赤の広場では例年、プーチン大統領らが出席し、1万人超の規模の軍事パレードが行われている。

 駐車場の一角には戦車やミサ…

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