青瓦台を「国民にお返しする」 尹新政権が一般公開、3倍超の応募

ソウル=稲田清英
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 鮮やかな青い瓦屋根がソウルの目抜き通りからも望める韓国の「青瓦台」(大統領府)が10日、新たに発足した尹錫悦(ユンソンニョル)政権によって一般開放された。

 文在寅(ムンジェイン)前大統領が9日に任期を終えて去った後、青瓦台を「国民に開放し、お返しする」と言っていた尹氏は入居せず、同じソウル市内の国防省庁舎へ大統領執務室を移転した。

 青瓦台は歴代の大統領たちがここで執政。韓国の数々の現代史の舞台となってきた権力の象徴だ。敷地内には大統領執務室などを備える本館のほか、大統領の自宅となる官邸、迎賓館、秘書室などがある。

 10日時点ではまだ、整理が終わっていない建物の中にまでは入ることができないが、「公開初日」とあって多くの市民が敷地内の見学に訪れた。入場は抽選で、初日は2万6千人の定員に対して、3倍を超える応募があったという。友人と訪れた田才恩さん(18)は「ここで大統領が執務をしていたんだな、という感慨がありました」と話した。(ソウル=稲田清英)

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 韓国大統領に就任した尹錫悦氏の名前の読みをこれまで「ユンソクヨル」としてきましたが、今後は現地の発音をふまえ「ユンソンニョル」と表記します。

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