カズワンの船長「不安なんだ…」 仕出屋配達員が知床で船を操るまで

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 北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZUⅠ(カズワン)」。行方不明となっている豊田徳幸船長は、どのような経緯で知床にやってきたのか。関係者への取材から、足跡がうかんできた。

 事故当時は54歳だった。知床で働き始めたのは2020年秋とみられる。カズワンの運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長が4月27日の記者会見で語ったところによると、当時、知床遊覧船には複数のベテラン船長がいた。

 通常は3年ほど甲板員を務め、知床の海域を熟知した上で船長となるという。だが、ベテラン船長のうち一人が「(豊田氏には)素晴らしいセンスがある」と話したことから、翌シーズン(21年4月~)には船長に登用された。ただ、他の船長は「3年くらい乗らなければだめだ」と話していたという。

知床に来た翌春、船長に 整備経験なく操船も素人

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