戦死者への補償「少なすぎる」の声 ロシアのウクライナ侵攻で論議

有料会員記事ウクライナ情勢

大野正美
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 ロシアの対独戦勝記念日の9日、同国が実効支配する北方領土でも軍事パレードなどの記念式典があった。ただウクライナ侵攻では多くのロシア兵が死亡し、ロシア・サハリン州が管轄する択捉島出身者1人の戦死も伝えられた。州内では遺族への補償をめぐる議論も続き、北方領土でもウクライナ問題が影を落としている。

 ロシアのネットメディア「サハリン・インフォ」などによると、択捉島では9日、中心地クリリスク(日本名・紗那)で、新鋭の地対艦ミサイルシステム「バスチオン」などの兵器も加わった軍事パレードなどが行われた。

 国後島ではユジノクリリスク(日本名・古釜布)の会場に2千人以上が参加。軍事パレードには、やはり地対艦ミサイルシステム「バル」の大隊などが加わった。式典の演説では、「ファシズムの復活を許すな」といった言葉が叫ばれ、プーチン大統領への支持が強調された。

 一方、サハリン州では公表分だけですでに10人の出身兵士がウクライナで戦死した。8日には択捉島出身の中尉の戦死が発表された。ロシアが独立を承認したドネツク州とルハンスク州方面の戦場で、ウクライナ側の反撃から自分の部隊の援護を試みた際の死だったという。

 サハリン州の州都ユジノサハ…

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