ハザードマップを知って 県富士山科学研究所

佐藤靖
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 富士山の噴火に備えたハザードマップが昨年、17年ぶりに改定された。山梨県富士山科学研究所(富士吉田市)は、同研究所の研究内容などを踏まえた企画展「富士山ハザードマップ」を開催している。

 ハザードマップは2004年に作られた。その後、火口の位置や噴出物の分布範囲などの調査研究が進み、21年に改定された。

 同研究所は、地元の人や県民などに、ハザードマップを広く知ってもらうため展示を企画。新たに確認された雁ノ穴火口や、噴火した場合の安全な避難に向けた取り組みなどを紹介している。また、常設展示の「富士山サイエンスラボ」をリニューアルし、1707年の宝永大噴火による、噴出物や火砕流などの模型も展示している。

 同研究所の久保智弘研究員は「富士山周辺の人には、ハザードマップを知ってもらい、今後、県がつくる広域避難計画から、どう行動するか考えるきっかけにしてもらいたい」と話している。

 12月11日まで。入館無料。問い合わせは、同研究所(0555・72・6211)へ。(佐藤靖)