ロシアの侵攻「想定の2週間遅れ」 米が分析、ウクライナの抵抗で

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ワシントン=高野遼
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 ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、米国防総省高官は10日、ウクライナ東部や南部における侵攻は、ロシア軍の想定より少なくとも「2週間は遅れている」との見解を明らかにした。ロシア軍は徐々に投入する部隊を増やしているが、ウクライナ軍の抵抗に進軍を阻まれている模様だ。

 高官によると、東部ドンバス地方でのロシア軍の進軍は一進一退で、目立った成果はみられない。ロシア軍はハルキウ州イジュームから南下を試み、特にイジュームからドネツク州スラビャンスクに向かうルートに集中。周辺ではウクライナ軍との間で集落の奪い合いが続いているという。

 ロシア軍が包囲する南東部マリウポリでも抵抗が続いている。高官は「プーチン大統領は東部や南部で、主要目標を一つも達成できていない」と評価した。「彼が想定していたより、2週間かそれ以上は遅れている」と述べた。

 ロシア軍による空爆の標的の…

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