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原因不明の急性の小児肝炎、いま分かっていること 症状や対策を解説

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後藤一也、米田悠一郎
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 英国を中心に16歳以下の子どもの急性肝炎の報告が相次ぎ、その後米国や日本などでも確認されている。A~E型と5種類あるウイルス性肝炎には該当せず、まだ原因はわかっていない。現時点でわかっていること、わかっていないことをまとめた。

 Q これまでの経緯は?

 A 今年4月5日、英・スコットランド中部で10歳未満の子ども10人が、原因不明の急性肝炎になったと世界保健機関(WHO)に連絡が入った。

 その10人のうち1人は1月に発症し、9人は3月に発症した。

 英国全体で調べたところ、4月8日の時点で今年1月から計74人の症例が確認され、そのうち6人が肝移植を受けていたことがわかった。

 その後、スペインイタリアなどの欧州、米国などでも報告が相次いでいる。

 米国では昨年10月以降、アラバマ州で1~6歳の9人の患者が報告された。調査を進めると、今年5月18日までに、患者180人の報告があり、このうち十数人が肝移植を受け、5人が死亡したという。

 ただ、米疾病対策センターの担当者は「予備的な分析では、新型コロナの流行前も含め、小児の肝炎や肝移植が大幅に増加しているわけではない」と指摘している。

 日本でも昨年10月以降、24人が確認されている。日本小児肝臓研究会などは調査をするべく、準備を進めている。

 Q どういう症状が出ている…

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