「社長をやってみない?」 高3に突然の打診、古里の温泉復活の柱に

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松村北斗
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 秋田県の山あいにある小さな温泉がこの春、2年の休止をへて営業を再開した。中心になって運営に関わるのは海外のミネルバ大学に通う女性だ。

 2年前の春、当時、県立秋田高校3年生だった木下妥子(やすこ)さん(19)は秋田市内のファストフード店で、初対面の男性にこう誘われた。

 「温泉を復活させる取り組みをやっているんだけど、社長をやってみない?」

 誘ったのは丑田俊輔さん(37)。2014年に東京から秋田県五城目町に移住し、地域のコミュニティーづくり支援を担う企業「シェアビレッジ」(同町)の代表を務める。温泉は町の山あいにある湯の越温泉のことだった。

 木下さんはこの温泉を知らなかった。住んでいる秋田市から車で約1時間かかる五城目町にもほとんど行ったことがない。それが社長なんて――。

 丑田さんとは紹介で知り合っ…

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