4歳児を逆さづり、猫用ケージに監禁した疑い 母親ら3人を逮捕

仙道洸、森下友貴
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 4歳の男児を猫用のケージに長時間閉じ込めるなどしたとして、埼玉県警は11日、母親で派遣社員の柿本知香容疑者(30)=同県本庄市本庄3丁目=ら男女3人を監禁と暴行の疑いで再逮捕し、発表した。3人は男児を暴行した末に死亡させたうえ、遺体を民家の床下に埋めたとして、3月に傷害致死と死体遺棄の容疑で逮捕され、4月に起訴されていた。

 ほかに再逮捕されたのは、柿本容疑者と同居していた丹羽洋樹(34)と石井陽子(54)の両容疑者。県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。

 捜査1課によると、3人は昨年1月、共謀し、同居していた民家で、柿本容疑者の息子の歩夢ちゃん(当時4)を空の雨水タンクに閉じ込め、数分間、外からタンクをたたくなどした疑いがある。また、同年5月には逆さづりにするなどしたうえ、猫用のケージ(高さ約190センチ、幅約100センチ、奥行き約90センチ)に約2時間半、閉じ込めた疑いがある。出入り口を針金で固定し、出られないようにした可能性が高いという。

 事件の発覚は今年3月。本庄市役所が「母子家庭の子どもの安否確認ができない」と県警に通報し、県警が3人の自宅の床下から歩夢ちゃんの遺体を見つけた。歩夢ちゃんは5歳だった同年1月、床に投げ飛ばされるなどした末に死亡し、直後に埋められたとされている。(仙道洸、森下友貴)