山田監督「平和と戦争語り合える友人失った」 早乙女さん死去に談話
1945年3月の東京大空襲を経験し、戦争の悲惨さを訴え続けた作家の早乙女勝元さんが亡くなったことについて、映画監督の山田洋次さんが11日、報道各社の依頼に応じ、松竹を通じてコメントを発表した。
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彼は東京の下町に生まれて、かの下町大空襲の中を必死に生きのびた。同じ年に生まれて旧満州で育ったぼくは引揚者としてリュックひとつで日本に戻った。戦後の日本について、平和と戦争について語り合えるかけがえのない友人を失ったことを、心から淋(さび)しく思います。
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