そこには「家族」がいた 千葉ジェッツ大倉颯太を変えた幸せな時間

有料会員記事

野村周平
[PR]

 バスケットボール・Bリーグ1部の東地区を制した千葉ジェッツのガード大倉颯太(22)は、新人ながら落ち着いたプレーが持ち味だ。

 レギュラーシーズン佳境の5月4日は、敵地に乗り込んでの琉球戦だった。

 東西の人気チーム同士の対戦とあって、8千人を超す観客が入っていた。

 大倉は終盤、富樫勇樹とともにガードとしてコートに立っていた。

 小差の緊迫した場面で味方に的確な指示を与えて得点を引き出し、反撃の流れを加速させた。

 「ああやって仲間の力を生かせるのが、バスケの面白いところだと思います。練習していることが自然と出ただけなので、すごいプレーではないです」

 謙虚な口ぶりで、さらりと振り返った。

 石川・北陸学院高時代は抜きんでた得点能力で知られた。

 国体のブロック予選で1試合59点を取ったことも。

 自分が得点して勝つ――。

 絶対的なエースだった高校時代は、それが当たり前だった。

 思考回路を変えるきっかけに…

この記事は有料会員記事です。残り1447文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら