たたき込まれる「山・川・海・錦・花」の5文字 番付表ができるまで

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抜井規泰
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 今場所から、朝日新聞デジタルでの連載が始まった大相撲コラム「角界余話」。土俵に白い筆文字でタイトルを配した小欄のメインビジュアルは、テレビの名物番組をイメージして作ったのだが、何の番組だかお分かりになります?

 「ゆく年くる年」

 静謐(せいひつ)で凜(りん)とした世界を表現したいなと思い、本社のデザイナーに作ってもらった。

 で、本題はこの筆文字。

 これは行司最高格の第36代木村庄之助さんに書いていただいた。36代庄之助親方は、長年にわたって番付表の書き手を務めていた。朝日新聞デジタルでの新連載に向け、「ホンモノ」を用意した。

国技館で呼び出しが「ひがぁ~しぃ~」と声を張り上げる「東」。実は、実際の方位は「北」です。不思議だらけの大相撲。江戸時代と同じ髪形の力士たちが、まわし一丁で戦う角界の不思議をお届けします。

あれも、これも……行司は大忙し

 ところで、行司は立行司に出世すると「親方」と呼ばれる。2014年に相撲協会公益法人になるまでは、立行司も親方衆と同じく協会の「評議員」で、理事選挙の投票権も持っていた。

 そんな行司には、土俵での裁…

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