「いかにも」じゃない、おしゃれ反射材 フェリシモと警察がコラボ

熊谷姿慧
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 交通事故防止グッズのファッション性を高めて、より多くの人に使ってもらおうと、通販大手フェリシモ神戸市)と兵庫県警生田署が雑貨を共同開発した。同社のブランド「ラミプリュス」で販売している。

 フェリシモによる商品発表が10日に市内であった。冷たい飲み物を保冷できる「ボディーバッグ」(税込み4290円)、ぬれた傘をしまえる「傘袋」(同2640円)など3点。

 いずれも光を反射するリフレクター(反射材)を使い、夜間の交通事故を防ぐ効果を持たせた。

 全国の交通事故による死者は「歩行中」が最も多く、特に日没前後1時間の時間帯に多発している。反射材があれば、車の運転者は2倍以上遠くから歩行者を発見できるとされる。

 しかし反射材を使ったグッズはこれまで、たすきや腕に巻くものなど「いかにも反射材というものばかり」(浪花和志・生田署長)で、市民になかなか使ってもらえなかった。

 そこでおしゃれで身に着けたくなるような反射材をと、署が地元企業のフェリシモへ開発を持ちかけた。

 浪花署長は「機能性もファッション性も良い。反射材を使ったアイテムでは珍しい昼間から着用できる商品となった」とアピールする。フェリシモの担当者も「日常使いできる商品になっているので、日頃から使って交通安全への意識を高めてほしい」と話した。

 商品購入はラミプリュスのウェブサイト(https://feli.jp/s/pr220510/1/別ウインドウで開きます)から。電話(0120・055・820)でも注文できる。(熊谷姿慧)

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