「楽園」に刻まれた知らない過去、悲しみも喜びも歌に 夏川りみさん

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 歌手の夏川りみさん(48)は、沖縄県の離島・石垣島で生まれ育ちました。小さなころから触れてきた沖縄の自然と音楽が、今も活動の「原点」と言います。沖縄が日本復帰から50年を迎える今年は、新たなアルバムを発表する夏川さんにとっても、改めて原点を見つめる年になりそうです。お話を伺いました。              

歌手。1973年生まれ。2001年に「涙そうそう」がヒット。6月には約3年ぶりのオリジナルアルバム「会いたい~かなさんどぉ~」をリリースし、東京を皮切りに全国ツアーも予定する。昨年、沖縄県の「世界自然遺産大使」に任命された。

 沖縄は私にとって、まさに「楽園」そのもの。故郷の石垣島に帰るたび、エメラルドグリーンの海や満天の星、ゆったりと流れる時間にいつも癒やされています。

悲しい沖縄の歴史 歌に込めた島への思い

 一方で、沖縄には悲しい戦争の歴史も刻まれています。私自身、(沖縄戦が題材の)「さとうきび畑」「島唄」を歌う中で、「戦争を二度と繰り返してはいけない」との思いを強くしてきました。

 沖縄に関わる歌手からも刺激…

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