第5回「民主主義」は打倒トランプの旗 「団結」求めて招いた新たな分断

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ワシントン=園田耕司
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 かつて中国への穏健派として知られていたバイデンは、2020年の大統領選を機に強硬路線に転換した。大統領になると、同盟国・友好国とともに「対中包囲網」づくりに力を入れる。

【連載】バイデンと習近平 対中強硬の深層

米国のバイデン大統領はもともと、対中穏健派として知られていました。ところが、大統領就任後はトランプ前大統領と同じく、対中強硬路線をとり、米中関係は「新冷戦」とも呼ばれています。バイデン氏を突き動かしたものは何だったのでしょうか。元米政府高官らの証言から迫ります。

 歴代米政権の中国へのアプローチを変えたのはトランプ前政権だ。バイデン政権の政策はその方針を受け継ぎつつ、より強硬な性格を帯びている。

 「民主主義対専制主義」

 なぜバイデンは対中政策にイデオロギー闘争の考え方を取り入れたのか。

 米連邦議会議事堂襲撃事件か…

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