企業決算、不動産大手で過去最高益相次ぐ ゼネコンは資源高で苦戦

有料記事

高橋豪、山下裕志
[PR]

 上場企業の2022年3月期決算の発表がピークを迎えつつある。業績は全体的に好調で、12日発表の複数の企業が過去最高の純利益となった。一方で、資源の高騰やコロナ禍の影響などで苦戦しているところもある。

 好業績が続いているのが不動産大手だ。12日に決算を発表した三菱地所住友不動産は、純利益が過去最高となった。

 三菱地所の純利益は前年比14・4%増の1551億円。JR東京駅北東部に大規模オフィスビル「常盤橋タワー」が開業したほか、分譲マンションの販売も良かった。

 住友不動産の純利益は6・4%増の1504億円で、9年連続で過去最高を更新した。新たなオフィスビルが稼働し、中古住宅の仲介事業も貢献した。「ウッドショック」と呼ばれる木材不足で新築戸建てやリフォームの価格は上がったが、受注棟数は増えた。尾台賀幸副社長は会見で「価格転嫁をしても底堅い需要がある。太陽光発電や高断熱など環境に配慮した新商品が受け入れられている」と話した。

 資源高に苦しんだのがゼネコン大手だ。都市部の再開発が続き工事の受注は好調だが、セメントや鉄骨など資材価格が上がり、減益になったところもある。

 大林組の純利益は前年比60…

この記事は有料記事です。残り717文字有料会員になると続きをお読みいただけます。