「桃輸入解禁なら輸出も」笛吹市、米国産巡り県に要請書

佐藤靖
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 国が米国産桃の輸入解禁に向けた協議を始めたことを受け、日本一の桃産地の山梨県笛吹市は12日、長崎幸太郎知事に「桃産地の強化に向けた取り組みへの特段の措置」について要請書を手渡した。

 要請書では、①米国との協議で、科学的観点から厳格かつ厳正な調査の実施と、情報の随時提供②米国産桃の産地状況、品種などの現地実態調査、影響試算の実施と、情報提供③米国や中国などへの桃の輸出への検疫条件の早期設定――などを求めている。

 長崎知事は「国に対して強く働きかける。今こそ、モモサミットを開催して、産地の人と幅広く議論してもらい、連携していきたい」と話した。県としても、夏に米国で現地調査をする意向を明らかにした。

 要請書を渡した山下政樹市長は「情報がほしい。輸入されるのであれば、輸出させてほしい。ここを平等にしてもらいたい」と述べた。(佐藤靖)