地域活性化のカギは人材育成 山梨県の「豊かさ共創会議」開始

米沢信義
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 労働団体や経済団体、大学、教育関係者らが集まり地域活性化などについて話し合う山梨県の「豊かさ共創会議」の初会合が12日、甲府市であり、県経営者協会の佐々木宏明会長や連合山梨の窪田清会長、山梨学院大学の青山貴子学長ら13人が人材育成の重要性について意見交換した。

 会の冒頭であいさつした長崎幸太郎知事は「政府が狙いとしている『成長と分配の好循環』は、本県では労使がともに共益関係を築くことが重要。課題解決に向けて合意形成をめざしたい」とあいさつした。

 基調講演で、田坂広志・多摩大学大学院名誉教授がデジタル化が進む社会の人材育成の必要性を強調。「個人が能力開発しようとしても、どこにいったらいいかわからないのが現状。大学や企業研修などバラバラに行っているキャリアアップ教育の情報を一元化し、利用しやすくすべきだ」と提言した。

 その後の意見交換では、「中小企業の人材育成に県の支援が必要」「大学と企業の連携をさらに深めるべきだ」などの意見が出た。(米沢信義)