掛川茶未来創造プロジェクトを発表 掛川市

長谷川智
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 【静岡】掛川市は、茶産地としての生き残りをかけた「掛川茶未来創造プロジェクト(案)」を10日発表した。2017年に10年間の「掛川市茶振興計画」を作成したが、生産者の高齢化や茶価の低迷が続いていることから見直すことにし、茶園面積や産出額の数値目標を盛り込んだ。

 22年度から26年度の5年間の計画で、「現状は産地としての存続が危ぶまれる有事だ」として危機感を強調。現在1114ヘクタールの茶園面積を26年度に1千ヘクタール、同じく31億円の産出額を40億円にする目標を立てた。

 達成するため生産、流通、消費の3分野で消費者ニーズを踏まえた構造改革を実行。持続可能な茶取引を「茶業版フェアトレード」と名付け、価格を安定させる生産計画や新たな認証制度などの具体的内容を検討するという。27日まで受け付けるパブリックコメントを経て決定する。(長谷川智)