NYダウ、4日連続で今年の最安値更新 インフレ懸念で売り相場

ニューヨーク=真海喬生
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 12日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が103ドル値下がりした。6営業日連続の下落で、この間の下げ幅は計2300ドルを超えた。12日に発表された米国の4月の生産者物価指数が高水準で、急激なインフレが長引くとの見方から株式が売られた。終値は、前日より103・81ドル(0・33%)安い3万1730・30ドルで、4日連続で今年の最安値を更新した。

 11日に発表された米国の4月の消費者物価指数(CPI)は前年比で8・3%上昇と、市場予想を上回った。インフレが長引くとの観測が強まるなか、米国の中央銀行、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレを抑えるため、金融引き締めを加速するとみられている。利上げなどの金融引き締めは景気を冷やす効果があるほか、市場の金利が上がるとリスクをとって株式を買う魅力が薄れるなどの理由で、株式が売られている。(ニューヨーク=真海喬生)