日医工、私的再生を申請 赤字1048億円 品質不正や開発遅れ響く

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田中奏子
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 後発薬(ジェネリック)大手の日医工(富山市)は13日、私的整理の一つである事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)の利用を申請したと発表した。品質管理の不正問題で業績が悪化していた。今後は事業を続けながら、金融機関と協議して経営再建をめざす。

 日本政策投資銀行などが出資する投資ファンドのジャパン・インダストリアル・ソリューションズ(JIS)から最大200億円の出資を受けることで合意したことも明らかにした。

 同日発表した2022年3月…

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