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4回目の接種対象、なぜ絞るのか 肥満は基礎疾患? 詳しく解説

有料会員記事新型コロナウイルス

枝松佑樹
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 新型コロナウイルスワクチンの4回目接種が、自治体によっては5月下旬から始まる見通しです。3回目までは、12歳以上の全員に接種が推奨されていましたが、対象を限ることになりました。どのような人が対象になるのでしょうか。Q&A形式でまとめました。

 Q 4回目接種は、対象者がこれまでより限定されると聞いたよ。

 A そうなんだ。3回目までは、12歳以上なら、希望すれば誰でも接種を受けることができたよね。

 4回目は、感染すると症状が重くなりやすい人に限定することになったんだ。

 具体的には、60歳以上の人と、18~59歳で基礎疾患をもつ人、ほかに医師が重症化しやすいと認めた人たちだ。若くて健康な人は対象ではないよ。

 Q どうして対象を限定するの?

 A 日本より先に4回目を始めた海外で、60歳以上の人たちには重症化を防ぐ効果が確認できたけど、60歳未満では、基礎疾患をもつ人も含めて、効果を示すデータは十分に得られなかったんだ。

 だから国は、60歳未満の健康な人は4回目の対象外にした。

 18~59歳の基礎疾患がある人に対しても、60歳以上の人ほど強くは接種を勧めないことにした。

 Q 基礎疾患をもつ人って、例えばどんな人なの?

 A 感染すると重症化しやすいとされる基礎疾患の範囲は、通院や入院をしていることを前提に、14種の病気や心身の状態が定められている。

 呼吸器や心臓、腎臓、肝臓の慢性の病気、糖尿病、血液の病気、免疫の機能が低下する病気、神経の病気、染色体異常、重い心身障害、重い精神疾患などが当てはまる。

 Q 肥満の人も対象になると聞いたよ。

 A 体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割ったBMI(体格指数)が30以上だと接種の対象になる。身長170センチなら体重87キロ、160センチなら77キロが目安だよ。

 Q 肥満も、基礎疾患の一つなの?

 A 厚生労働省の専門家たち…

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    朽木誠一郎
    (朝日新聞記者=医療、ネット)
    2022年5月16日11時0分 投稿

    【提案】新型コロナウイルスのワクチンについて、60歳未満の健康な人は4回目接種の対象外に。感染すると重症化しやすい人に限定することになりました。その要因の一つが肥満。肥満が重症化のリスクであることは注意が必要です。ただし、海外で死亡リスクの上昇が報

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