新喜劇・川畑、ミュージカルへ 元ホストとして「格好いいだけダメ」

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土井恵里奈
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 うまそうな顔をしている。おにぎりか栗まんじゅうか。案外舞台映えする。けれど、舞台の外では頭脳派な顔を持つ。今回のミュージカル「ぐれいてすとな笑まん」の筋書きもこの人が作った。

 「なかなか慣れなくって」

 そう言うのも無理はない。「作 川畑泰史」とクレジットされているとおり、作り手である。さらにショーマンの役で出演し、新喜劇公演の座長も。忙しい日々を過ごす。

ミュージカル「ぐれいてすとな笑まん」 舞台は、大阪によく似た国「なんば」。お笑い集団の新喜劇とアイドルグループのNMB48が人気を博していたが、笑うとうつるウイルスが蔓延(まんえん)する。笑いが禁止された国で、両者の運命はいかに。大阪公演は5月14~16日、19~22日に「COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール」(大阪市)、東京公演は明治座(東京都中央区)で5月26~29日。今年創業110年の吉本と来年150年の明治座がタッグを組み企画した。配信あり。料金など詳細は公式サイト(https://gns.yoshimoto.co.jp/別ウインドウで開きます)で。

 会社はいつも、あさっての方向から仕事を持ってくる。SDGsにオーケストラと、笑いにしにくいテーマもあった。

始まりは「う~ん」

 腕の見せどころでもある。もともと台本作りが得意な川畑にとってはなおさら。

 「いつも最初は『う~ん』から始まりますが、刺激があります」

 客を喜ばすのに必要なのは「総合力」と話す。自身も様々な経験をへて今がある。

 若いころ、ホストとして働いた。

 短期間だが、客の心をつかむ…

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