「待ちに待った祖国へ」復帰の喜び、雑誌につづった那覇の中学生は今

有料会員記事沖縄・本土復帰50年

福井万穂、伊藤隆太郎
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 本紙の声欄には、沖縄に関する投稿も多く寄せられている。那覇市の呉我(ごが)愛子さん(64)は2020年10月、「半世紀にわたって交流を続ける県外のペンフレンドがいる」と投稿した。文通のきっかけは「沖縄の復帰が決定した喜びを子ども向け雑誌に投稿したこと」だという。

1970年の雑誌のコピー 復帰とは?

 記者が自宅を訪ねると、大切に保管していた雑誌のコピーを見せてくれた。1970年6月、沖縄の返還が決まった約半年後だ。投稿にはこうある。「わたしたちの住んでいる沖縄が、1972年には返かんされることになりました。祖国へ帰るのです。待ちに待った祖国へ。どうぞみんな喜んでください」

 これに対し、雑誌の編集部は「沖縄が日本に帰る、これは日本国じゅうみんなの願いでしたね」とのコメントを付けた。

沖縄 復帰50年に考える

朝日新聞の「声」欄に投稿いただいた人たちに、沖縄とのかかわりや思いについて聞きました。後半では、本土出身で、沖縄に向き合い続ける人も登場します。

 当時中学1年生だった呉我さ…

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